マルチタッチ対応で音楽専用に生まれ変わった新型iPad nano
今回発表された新型でデザインが大きく変わったのが「iPod nano」。本体サイズと重量が以前のバージョンの約半分となり、新たにタッチディスプレイに対応。正方形の画面を指で触って操作するという、従来のnanoとはほとんど別物の製品となっている。
新しいiPod nanoは外観が大きく変更されている。最大の特徴はタッチパネルへの対応。1.54インチの
ディスプレイには再生中のアルバムのジャケットが全体表示され、周囲から何を聴いているのかすぐに分かるようになっている(人によって賛否が分かれそうだが)。また、今回から動画の再生が行えなくなっている点にも注意したい。
Appleは「フィットネス」、つまり運動中も邪魔にならずに音楽を楽しめるデバイスとしてnanoをプッシュしていきたいようだ。これまでのiPod nanoは「廉価なiPad」という意味合いが強かったが、新型ではiPad Shaffleに近づいた印象。メディアデバイスとしての多様性を捨て、音楽プレイヤの機能に特化している。
カラーバリエーションは7色で、価格は8Gバイトが1万3800円、16Gバイトが1万6800円。
2010年09月02日 22時03分