あの「libretto」が世界初の2画面タッチパネルを備えて復活
東芝の「libretto」(リブレット)といえば、00年代前半に名を馳せたモバイルPCの名機だが、5年ぶりに新モデル「libretto W100」が発売される。といっても普通のノートPCではなく、世界初の2画面タッチパネルを搭載したまったく新しいデバイスとなっているぞ。
「libretto W100」は、外見こそノートPCのようだがキーボードが搭載されておらず、本体を開くと内側両面がタッチパネルになっている。片面にバーチャルキーボードを投影して文字入力が行えるほか、縦にして両面に文章を表示させれば、見開きタイプの電子書籍ビューワーになるなど、さまざまな使い方ができる。
iPadの登場によってモバイルPCの衰退が予測されている中、いちはやく新機軸を打ち出した野心的な製品とあって、過去のlibrettoシリーズと同様コアなファンが多く付きそうだ。実売価格は12万円前後で、8月下旬から出荷される予定。
・デュアルディスプレイを搭載して復活した記念モデル──「libretto W100/11M」
2010年06月22日 21時25分