Twitterドラマ脚本の北川さん、Twitterに早くもついていけず?
フジテレビ系で4月から放送されるTwiterを題材にしたドラマ『素直になれなくて』。脚本を担当するのは、あの『ロンバケ』『ラブジェネ』などで知られる北川悦吏子さんだが、先日始めたばかりのTwitterにまだついていけてないようだ。
北川悦吏子さんといえば、『ロングバケーション』『ラブジェネレーション』『ビューティフルライフ』といった大ヒットドラマを手がけた名脚本家。今回、Twitterを題材にしたドラマを手がけるということで自身もTwitterを始めたのだが、まだイマイチ馴染めていない模様。Twitterより先に始めていたAmebaなうに次のような投稿が残されている(現在は削除済み)。
あの、ツイッターがどうしてもついていけず…。ってこんなこと言うと今はもう問題発言か。みなさんにちょっと聞きたいんだけど、ツイッターであ、私、仲間はずれにされてるって思うことない? 仲間うちでしゃべってるとこに出かけていってリプライしても、無視された時とか。これって、なうでもある?
放送開始2ヶ月前の「ついていけず…」発言は一抹の不安を感じさせるが、実はコレ、かなり重要な指摘。
Twitterが既存のネットコミュニティと異なるのは、ユーザーによって見えているタイムラインが違う、つまり「皆で同じ空気を共有できない」ところにある。タイムラインは皆が繋がっていると同時に孤立している空間であり、だからこそ発言は対話ではなく「つぶやき」なのだ。この特有の距離感を把握できないと、Twitterは2ちゃんねるを焼き直したチャットサービスでしかない。
Twitterの人々の距離感が登場人物の関係に上手く盛り込まれたら、『素直になれなくて』は傑作ドラマになるかも!?
2010年02月23日 21時49分