ハイチ級の大災害に備えてiPhoneのバッテリーを強化する
iPhoneの弱点のひとつがバッテリーの持続時間。頻繁に使っている人だと毎日充電が必要になる。iPhoneの駆動時間を大幅に伸ばす装着型サポートバッテリー「Juice Pack」を利用しよう。これで、「iPhoneのバッテリ切れが致命的になる事態」に遭遇しても安心だ。
それにしても「iPhoneのバッテリ切れが致命的になる事態」なんてありえるのだろうか……? それがあるのだ! 先日のハイチの大震災で、瓦礫に閉じ込められたDan Woolley氏は、救助されるまでの65時間の間、iPhoneから生存に必要な情報を引き出し生き延びたという。暗闇の中で彼が使用したiPhoneの機能は次の通り。
・アプリ『Pocket First Aid and CPR』(ポケット版救急法と人工呼吸法)で負傷の手当て
・アラーム機能で眠りに落ちてショック状態になるのを予防
・録音機能で家族に向けてメッセージを記録
・弱気になったときは音楽を聴いて自分を励ます
・ネットワークが回復したときすぐに発信するためのメッセージの作成
冒頭で触れたように、iPhoneのバッテリーは本来65時間も持たない。Woolley氏のiPhoneの長時間駆動を可能にしたもの、それが「Juice Pack」というわけだ。
災害で孤立を余儀なくされたとき、iPhoneがいかに助けになってくれるかはもう明らかだろう。iPhoneを持っている人は、さっそく「Juice Pack」を取り付けるべし。
2010年01月29日 14時18分