【発売直前!ウインドウズ7】古い機種でもサクサク動く?
ウインドウズ7は鈍重だったVistaとは違い、ネットブックなどの低スペックなパソコンでも動作するとされている。だが実際のところどのくらい古いパソコンで快適に使えるかは分からない。そこで発売年の違う4種類のパソコンを用意して7が動作するかチェックしてみたぞ。
結果、9年前のパソコンはBIOSがDVDからの起動に対応しておらず7のインストール自体ができなかったが、ほかの3台では問題なくインストールが行えた。起動時間を比べると7年前のパソコンだと1分以上かかった。ウイルス対策ソフトなどを導入すると実際にはもっと長くなることが予想されるのでイライラするかもしれない。だが意外にも使用感は古いパソコンでもそれほど問題ない。ビデオカードの性能上、5年前より古いパソコンではウインドウの透明化などのいわゆる「Aero」機能が無効になるものの、Vistaにあったモッサリ感はなくなっている。パソコンの起動時にハードディスクがガリガリ音を立てる現象も発生しない。また多数のファイルがあるフォルダを開いたときの表示速度はXP以上だ。XPよりは少し重たいとはいえ、メモリさえ1Gバイト以上に増やせば5年前のパソコンでも十分に使えると言えるだろう。
■ 古いパソコンでもバッチリ動く!
Windows 7 Upgrade Advisor Beta | ||
作者:マイクロソフト |
9年前、7年前、5年前、3年前のパソコンにウインドウズ7を実際にインストール。各機能をチェックしてみたぞ。9年前のマシンはさすがに無理だったが、3年~5年前の機種であれば問題なく利用できる。性能的にも十分に実用レベルだ
自分のパソコンがウインドウズ7の最低動作条件を満たしているかどうかチェックするには「Windows 7 Upgrade Advisor Beta」を使おう。起動して「Start Check」をクリックすると問題点が指摘される
Vistaにも付属していたウインドウズ公式のベンチマーク「エクスペリエンスインデックス」でのスコアを調べてみた。7付属のものは満点は7.9点で、最低点は1.0だ