【ノートPC超改造】ノートをブルーレイ対応に改造する
ブルーレイが爆発的に出回っている。最近では「ヱヴァンゲリヲン新劇場版」がめちゃめちゃ売れまくっているしレンタルビデオ店のブルーレイコーナーが拡充されるなど、DVDからの世代交代が着々と進行中なのだ。
ノートパソコンは最新機種を除くとほとんどの機種がDVDドライブしか搭載しておらず、ブルーレイの神画質を堪能することは不可能だ。だが今年になってからブルーレイの読み込みができるノートパソコン向け内蔵型ドライブ「UJ-120」が1万円あればお釣りが来るという超激安で出回っている。ノートパソコンの光学ドライブ交換なんて難しそうだが、実は換装作業は極めて簡単。OSのインストール作業が不要な分、ハードディスクの換装よりも手軽だぞ。導入してブルーレイの映像を楽しんじゃおう。なおUJ-120はハードディスクのIDEにあたる「ATAPI」接続だ。SATAタイプのパソコンでは利用できないので注意しよう。
■ UJ-120で手軽にノートをブルーレイ化
パナソニック「UJ-120」はブルーレイ読み込みに対応した内蔵ドライブ。BD-Rへの書き込みはできないがDVDやCDメディアは読み書きともに可能だ
原稿執筆時点での実勢価格は8480円。一時は5000円台まで下がっていたこともあったがバカ売れして品薄になったため価格は上昇傾向にある
MARSHAL「MAL-BD02U2」はUJ-120を内蔵しているUSB外付けブルーレイドライブ。分解するとUJ-120として利用できる。実勢価格は9480円
UJ-120はATAPI接続なので、2008年以降製造で光学ドライブの接続にSATAを使用しているノートパソコンには接続できない。SATAタイプのUJ-130Aを使おう。ただし日本での出荷数が極めて少ないので入手は困難だ
ノートパソコンの光学ドライブは簡単に取り外しできる。通常はキーボードを外し、固定ネジを外してから引っ張るだけでOK。中にはネジさえ必要なくレバーを引くだけで取り外せるパソコンもある