大サイズのファイルはTeraCopyで高速コピーが基本
パソコンを使う上で最も基本的な操作の1つにファイルのコピーや移動があるが、XP標準のファイルコピーは速度が非常に遅い。小さなファイルならともかく、1Gバイトを超えるような巨大ファイルだとコピーにかなり時間がかかってしまう。
大容量のファイルを別のフォルダにコピーする機会が多いなら「TeraCopy」を導入しよう。通常のコピー作業に比べてはるかに高速にコピーが行える。同種のツールはほかにもあるが、TeraCopyはXPのコピー機能を完全に置き換えることができるのが特徴。普段通りにフォルダからフォルダへファイルをドラッグ&ドロップするだけで自動的にTeraCopyでのコピーが行えるため、使い勝手がいい。しかもコピーが高速化するだけではなく、ハードディスクの断片化を抑えることも可能だ。
■ XPのコピー機能は遅すぎる!
TeraCopy | ||
作者:Code Sector |
TeraCopyをインストールする。インストール終了時の画面ではチェックを外して「Finish」をクリック
TeraCopyでファイルをコピーしてみよう。別ドライブや別パーティションへのコピーをするときは、ファイルをコピーしたいフォルダにドラッグ&ドロップすればいい
TeraCopyが起動して高速なコピーが始まる。XP標準のコピーと違って予想残り時間を表示してくれるのが便利だ。なおファイルサイズが小さく瞬時にコピーが済む場合はウインドウが表示されない
複数のファイルをドラッグ&ドロップしてコピーすることも可能だ。ウインドウ内の「More」をクリックするとファイルの一覧が表示されて進行状況が分かる
同一ドライブでコピーを行うときは右ボタンでファイルをドラッグ&ドロップする。表示されるメニューから「TeraCopyhere」をクリックするとコピー可能だ
2009年08月10日 17時29分