ネット&PCを使って不況時代を生き抜く22のサバイバルテク
普段何気なく買っている商品やサービスは、ネットを使えば同等のものがタダで手に入ったり、激安になる。CD、本、ゲームから食べ物まで、何でもパソコンの力を借りまくって手に入れよう。今まで買っていたのがバカバカしくなる、トクするパソコン活用テクニックをドンと紹介するぞっ!
●クイックリンク
・プロキシ+「Google China Music Search」でCD無料ゲット
・見逃したアニメはDVD発売を待たずに見てしまおう
・安すぎて祭りになったマックのクーポンでおトクに食事
・クリーニングはネットで激安! 宅配クリーニング「せんたく便」
・タイムセール+スーパーボーナスで『月額7円の携帯』をゲット
・iTune Storeは高い! 激安MP3販売なら「isound.be」がオススメ
・ネットを使ってタダ&激安でマンガをゲットしまくろう
・カラオケはお店に行かずにボーカルを除去して自作!
・作業用BGMを分割してアニソンを大量ゲットしよう
・MP3再生機は安くても十分! 余ったSDカードと1500円で楽しめる
・集合写真は印刷せず「Picasa ウェブアルバム」で配布
・無料で使える無線LANアクセスポイントを探す「inSSIDer」
・無料アクセスポイントは「モバイルマップ」を見て探しておく!
・ポッドキャストを聴いていれば新聞なんて取らなくてもいい
・古くなったゲーム機は邪魔! 売り払ってエミュレータで遊ぶ
・スクリーンセーバがあればフォトフレームなんていらないっ!
・完全無料の着うたは「nico3gp」で手軽に自作できるぞ(DoCoMo)
・Yahooの携帯クーポンで手軽に割引 対象店をGPSで検索!
・iPhoneのSkypeで電話代を節約! チャットも楽しめるぞ
・超高額なハードカバー本は図書館に蔵書がないかチェックだ
・ノートパソコンのバッテリは互換バッテリにすれば安い!
ネットやケータイなど娯楽が多様化したせいで、最近はテレビを見ないという人が増えてきた。大型の液晶テレビはたくさん売れているが、狭い部屋の一人暮らしなどであれば絶対いらない。小型のものであっても2万円以上するので、普段あまり見ないならわざわざ買うのはもったいない。「KeyHoleTV」をテレビの代わりにしてしまおう。
米国などでは1000円台のアルバムも珍しくないのに、日本では3000円くらいする。こんな高額で買うのはアホらしい。ネットを使ってタダで全曲入手して、物欲をそそられたものだけを購入しよう。オススメなのが中国のGoogleが展開している「Google China Music Search」だ。
最近のアニメは深夜に放送されているものが多い。つい寝てしまったり録画を忘れてしまうとDVDが発売されるまで待たなければならない。だがアニメのDVDは異常なほどに高く、数千円から高価なものだと8000円以上する。インターネットでは、放送直後のアニメがすぐさまアップされるされることが多い。探し出してインターネット上で見よう。
マクドナルドなどのファーストフード店で、オンラインクーポンを配布しているのは有名な話だ。マクドナルドには印刷して店に持って行くと安くなる普通のクーポンのほかに店員に見せるかアプリを導入して端末にかざすだけで使えるケータイ用クーポンがある。全部使えば通常より1200円以上トクになるぞ。
そろそろ冬物は出番がなくなり、クリーニングに出す季節だ。しかしクリーニング代というのは意外とバカにならない。また会社や学校などがあるとクリーニング店に行く時間がない。「せんたく便」は、10枚までならなんでも5092円というクリーニングサービスだ。
ソフトバンクモバイルでは「新スーパーボーナス」(スパボ)という料金体系がある。購入した携帯電話を2年以上使い続けることを条件に、端末の定価に応じた金額を月々の請求金額からキャッシュバックしてくれるというものだ。だが最近は家電量販店などで、スパボが利用可能な端末を一括払いで買うと1万円程度になるタイムセールを行っている場合がある。
アップルの運営する音楽配信サービスiTunesStore(iTS)は、音楽ファイルが1曲180円程度、アルバムが2000円弱で入手できるサービスとして人気が高い。だが有料の音楽配信サービスならもっと安いところがあるぞ。オススメはロシアのMP3配信サイトだ。
日本では毎日ものすごい量のマンガが出版されている。気になるものを全部買っていたらいくらお金があっても足りない。同人誌などはネットに大量アップされているので買わなくていい。多数のアップローダを一括検索できるサービス「モノサガシ」を使って見つけ出しダウンロードしよう。
カラオケボックスのカラオケは、CDの原曲とは全然違うしょぼい演奏で雰囲気ぶち壊しのくせに、1時間で数百円も取られる。しかも歌いたい曲が登録されていないこともあるので非常に納得がいかない。原曲のMP3ファイルを使ってカラオケを自作しちゃおう。
最近のアニメのオープニングやエンディング曲はインターネット上で大ブームになることが多く、楽曲のクオリティも高い。次々に登場するアニメ関連曲のシングルCDをすべて買っていたらたいへんな額になる。YouTubeやニコニコ動画などには「作業用BGM」と呼ばれる、アニメ関連曲を延々と流し続ける動画が大量にアップされているので利用しよう。
今や携帯型の音楽プレイヤと言えばMP3などを再生するデジタル機器ばかりだ。だが中でも定番と言えるiPodは微妙に高い。iPodshuffleの新モデルなどは容量が4Gバイトしかないのに8000円前後する。ブランドにこだわらなければもっと安い機種はいくらでもあるぞ。
友達や親族が集まったときに撮影した記念写真は、撮った人が焼き増しして配布することが多い。焼き増し料金は1枚14円程度とはいえ、10人もいればバカにならない値段になるし、第一面倒だ。「Picasaウェブアルバム」を使おう。
「イー・モバイル」などのモバイル通信サービスは便利だが料金が高い。機器は1万円近くするし、月額5000円程度の使用料が必要だ。どうしても外でネットを使いたいときには無料で開放されている無線LANを使う方法がある。
出先でinSSIDerを使ってもアクセスポイントが見つからないとわざわざパソコンを持って来た意味がない。これから出かける場所にアクセスポイントがあるかどうかは、事前に「モバイルマップ」というサービスを使うとある程度調べることができるぞ。
新聞は全ページ読めるわけでもないのに購読すると月に4000円近く支払わなければならず理不尽だ。たまった新聞紙を捨てるのだって面倒くさい。かといって朝にネットのニュースサイトをチェックするのも時間がもったいない。自社の記事をポッドキャスト配信しているニュースサイトがいくつかあるので利用するのがオススメだ。
古いゲーム機はめったに使わないにもかかわらず箱や本体を保管しておかねばならず結構ジャマだ。ゲーム機に思い入れがないなら思い切って売ってしまおう。ゲームソフトのデータをバックアップしてハードディスクに保存しエミュレータで起動すれば、本体がなくてもパソコンだけでゲーム機のゲームを楽しめる。
近ごろ家電量販店などで「フォトフレーム」という商品がやけにプッシュされている。要するにデジカメ写真などを連続で表示するデジタル方式のフォトスタンドのようなものだが、画像を表示するだけのものが数万円もするのは納得がいかない。パソコンを使えない人には便利な商品かもしれないが、同じことはパソコンがあればタダでできるのだ。
ケータイの着うたダウンロード価格は意外と高い。そもそも既にCDやMP3で所有している曲ならケータイで聴くだけのために買うこと自体がバカバカしい。「nico3gp」はMP3ファイルを着うたに変換できるウェブサービスだ。
外食すれば2000円や3000円はすぐに使ってしまう。食事代なら10%オフ、美容系なら20%オフなどの割引きが受けられるオンラインクーポンは非常に便利だ。だが出かける前に印刷する必要があるクーポンが多いのがちょっと不便だ。お店でケータイの画面を見せるだけで利用できる「Yahoo!クーポン」を使ってみよう。
ソフトバンク系のケータイは同じソフトバンクのケータイを使っている人となら、場合によっては無料という格安で通話できるが、ほかのキャリアにかけると30秒ごとに21円という高額な通話料を請求される。5分話しただけで210円もするのだ。だが使っているソフトバンクの端末がiPhoneなら裏技がある。
ハードカバーの本や技術書などは、高いものだと5000円くらいするためなかなか手が出しにくい。資料として読みたいだけなら買う必要はない。図書館を利用しよう。
スペック的にはまだまだイケるがバッテリがヤバい、ということがよくあるのがノートPC。満タンまで充電しても、使うと1時間も持たないのだ。メーカー純正のバッテリは意外に高価だ。場合によっては2万円くらいする。必要なものとはいえ、たかだかバッテリに2万円も出すのはちょっとイヤだ、という人はメーカーの正規品ではなく互換バッテリを入手しよう。