「Winny未使用」を証明してくれる!? 検査ツール 就職活動向け
WinnyをはじめとしたP2Pソフトを会社や自宅で使用し、ウイルス感染によって会社の内部機密情報がだだ漏れになってしまうできごとが相次いでいる。そういった事をしそうな危険因子は入社の段階でカットしたいものだが、面接に訪れた人がWinnyを使用してるかなんて分からないし、口ではまず「使ってない」と言ってしまいそう。ネットエージェントはそんな状態を改善する「P2Pファイル共有ソフト検査証発行 支援ツール」を学校向けに発売する。
ネットエージェントの「P2Pファイル共有ソフト検査証発行 支援ツール」は学校のパソコンに導入することで、P2Pソフトの使用履歴、ウイルス感染履歴などをチェック。一度も利用が確認できない場合は「P2Pファイル共有ソフト検査証」を発行することができる。企業側はP2Pを利用しないユーザを積極的にプラス材料とすればその後の教育などが楽になり、学校側としても就職活動のアピール材料となり、また学生にセキュリティについて意識させることができる。双方にとってメリットのあるサービスとなっている、とのこと。
学校で使わない、Winny以外のソフトを使う、仮想環境上で実行するなど、実際には抜け穴が多く、権威を得られそうなシステムだとは思えないが、こういったモノに引っかかる程度の人間を「あぶり出す」のには使えるかもしれない。
・「私はWinny使ったことありません!」就職活動にも使える、検査証を発行するツールが登場:Enterprise:RBB TODAY (ブロードバンド情報サイト) 2009/06/02
2009年06月02日 16時04分