【アキバ自販機探訪】弾幕系ドリンク「東方缶々娘」を味わう
秋葉原には謎の自動販売機がいくつも点在することで知られている。今回はその中のひとつ、「三月兎」の隣にある自動販売機を紹介しよう。売られているのは人気同人ゲーム「東方プロジェクト」のキャラをモチーフにした飲料、その名も「東方缶々娘」だ。
二次元キャラをモチーフにした缶ジュースといえば、UCCのエヴァ缶コーヒーが有名だが、東方缶々娘は飲料メーカーとのタイアップではなく、東方缶々娘製作委員会による同人ジュース。販売経路も三月兎やとらのあな、めっせさんおーなどの同人ショップのみ。アキバに来たらぜひ飲んでおきたい、ご当地ドリンクなのだ。
■ 三月兎隣の白いヤツ、東方飲料販売機
東方缶々娘の自動販売機は、三月兎とT-ZONEの間にある。メーカーなどの表記は一切なし。真っ白い自動販売機は秋葉原の街並みの中でも異彩を放っている
東方缶々娘は190グラムのショート缶。150円と価格は少々高めとなっている。味はほうじ茶、紅茶、グレープの3種類で、今後はトマトジュースも発売される予定
製作は「東方缶々娘製作委員会」。イラストは人気サークル「茜屋」によるもの。上海アリス幻樂団の正規ライセンスを受けた、由緒正しい「同人ジュース」なのだ
魔理沙のミルクティーは「午後の紅茶」などに比べると薄味で後味もスッキリ。グイ飲みしても口の中が粘つかない。暑い季節の水分&糖分補給に良いだろう
霊夢のほうじ茶。記載されている「か腋を癒すお茶」とは、「腋(わき)巫女」霊夢の「腋」と「渇き」をかけたもの。アキバで腋の下が乾いたらぜひ飲もう。苦味が少ないので飲みやすい
フランドールのグレープフルーツジュースは果汁20%。ブドウ糖液糖、クエン酸、香料でかなり調整されているので、グレープフルーツ味を期待すると肩透かしをくらう。昔、駄菓子屋にあった謎の飲料っぽい思い出深い味わい