YouTube韓国が動画のアップロードやコメント書き込みを禁止
YouTube韓国は、匿名による大手サイトへの書き込みを禁止する韓国国内法の施行に合わせて、アカウント発行、動画アップロード、コメントの書き込みを全面的に禁止した。
韓国人のインターネットユーザーは、住民登録コードや社会保険番号などの本人を確認できる情報を送信しなければ、ユニークユーザー数10万人以上のサイトには書き込みができない。
法律は、匿名ユーザーによる著名人への個人攻撃を避けるために施行されたものだが、国家権力が反政府的な発言をする人を特定するために利用するのでは? という言論の自由を脅かす危険性も指摘されている。
Google韓国では、動画をアップロードしたいユーザーには、国の設定を変更するよう提案している。Googleのロイス・キム(Lois Kim)氏は、「それぞれ国の法律を尊重するが、インターネットにおける言論の自由の確保も同様に重要である」と、コメントを発表している。
2009年04月14日 16時22分