2万円の超高級USBメモリで本当に音質が変わるか論争中

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以前、教えて君.netでは約2万円の音楽再生用USBメモリ「USB-5」を紹介したが、この製品の音質を巡って論争が起きている。デジタル機器を木製加工することで、本当にオーディオの音質はアップするのか。真偽を確かめるには人柱になるしかない!?

USB-5はオーディオ機器メーカーのインフラノイズが開発した音楽再生用のUSBメモリ。本体は音響効果のために木材で覆われていて、ケーブルもノイズを防ぐ100%ウールでコーティングされている。
PCから音楽データを保存し、同社のオーディオデバイスUSB-101に接続して再生すると、従来のデジタル音楽とは桁違いの高音質が楽しめるという。
価格はUSBメモリとしては破格の1万9950円。発売時期は当初の予定より若干のびて3月下旬となっている。

JimmyJazz blogでは開発段階のUSB-5をインフラノイズ社で体験し、さらに試用版を入手してその高い効果をレポートしているが、ウェブの反応は懐疑的だ。「USBメモリ本体を木で覆って効果あるの?」「0と1のデジタルデータで音質が上がるわけがない」といった声が上がっており、ちょっとした論争となっている。
オーディオマニアの一部に狂信的な人々がいることはよく知られている。電力会社による音質変化のコピペはその最たるものだが、USB-5に関してはほかにも音質が上がったという報告もあり、真偽を確かめるには実際に買って試してみるしかないようだ。

なお、USB-5はクラシック音楽向けの製品で、インフラノイズではジャズ向けの製品の開発も予定しているとのこと。

JimmyJazz blog:USB-5を嗤った気の毒な人たち

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2009年03月11日 16時38分
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