AVIファイルを再生したら映像が縦長になってしまって見にくい。

映像によってアスペクト比が違うのが原因。再生するときの比率を元の映像と同じにすれば直るはず。
映像の縦と横の比率 アスペクト比 は地上波放送などのテレビ番組の多くが4:3で、デジタル放送などは16:9が多い。
MPEG形式の動画にはファイル内にアスペクト比に関する情報が含まれているため、一部の例外を除き自動的にアスペクト比を元の動画に合わせて再生できる。しかしAVI形式の場合はアスペクト比の情報がファイル内にないため自動調節できない。再生すると元動画とアスペクト比の異なる間延びした動画が表示されてしまう。
元の動画とアスペクト比を同じにすれば不具合は解消できる。方法はいろいろあるが、最も簡単なのは「MPEG4 Modifier」で動画ファイルのアスペクト比を変更することだ。ビローンと伸びている映像をキチンと表示させてみよう。

アスペクト比の狂った動画を再生すると、映像が縦または横方向に間延びしてしまう

MPEG4 Modifierを起動して「Browse」をクリックする。アスペクト比を直したいAVIファイルを指定しよう

ファイルの読み込みが始まる。しばらく待とう

読み込みが完了したら、「Display AR」にある「4:3」を選択。「Save」をクリックしよう

アスペクト比を変更した動画を保存するフォルダを選択して「保存」をクリックしよう。元ファイルと同じ場所に同じ名前で保存すると上書きされてしまうので注意

ファイルが生成されたら再生してみよう。アスペクト比が正常に戻っているはずだ

2007年06月05日 00時05分
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