定番アーカイバの圧縮・解凍速度をそれぞれ比較してみたぞ

パソコンを使う上で圧縮ファイルの操作は欠かせないが、XPは標準で圧縮解凍機能は機能がショボい。最も高速で解凍できるフリーソフトはどれだろうか？有名な解凍＆圧縮ツールを集めてZIP形式での解凍や圧縮にかかる時間を計測した。

■ 圧縮・解凍能力対決！

比較したソフトはこちら。

計測はCDイメージ3ファイル計559Mバイトと画像ファイル400枚計151Mバイトを各ソフトで2回圧縮して行った

圧縮で最速だったのは＋Lhacaだった。条件にもよるがXP標準に対して70％の時間で圧縮できた。使い方は圧縮したいフォルダを＋Lhacaのショートカットにドラッグ＆ドロップするだけだ

圧縮では「＋Lhaca」が強さを見せた。速度がウリとされる「Easy圧縮」よりもさらに速く、ウインドウズ標準機能の約3分の2の時間で圧縮を行える。

圧縮では巨大ファイルの処理速度がイマイチだったLhazだが、解凍ではほかを圧倒する速度を出した。圧縮ファイル内の閲覧機能に加え7Z形式やRAR形式にも対応している

解凍では「Lhaz」の処理速度が抜群の速さだった。特にZIPファイル内に含まれるファイル数が多いと大きな差が出たぞ。ダウンロードしまくったZIPファイルを解凍する時間が惜しいという人は使ってみよう。

今回の圧縮と解凍作業はいずれもCドライブで行った。だが例えばDドライブのファイルをEドライブに解凍するなど、パーティションをまたぐ作業ではどのツールを使っても遅くなる。特に圧縮の場合はCドライブに一時ファイルを作成するタイプのソフトは作業が極端に遅くなる。

※合計559MバイトのCDイメージ3個を圧縮

2009年03月02日 16時52分