マイクロソフトがInternet Explorer 8のRC1をリリース
IE8は新しいレンダリングエンジン、CSS2.1のサポートを採用したマイクロソフトの最新ブラウザ。現在、製品版間近の「RC(Release Candidate=製品候補版)1」まで開発が進められている。誰でもダウンロード可能なので、マイクロソフトの最新ブラウザを試したい人はインストールしてみよう。
IE8は、Google Chrome同様、タブごとに別々のプロセスを実行するので、ページの読み込みエラーによるシャットダウンはなくなった。しかし、IE8に備わっている機能は、FirefoxやOperaでは既に実装済みのものがほとんどなので、目新しさはあまりない。
IE8のアドレスバーはFirefox同様、文字列(日本語も可)を入力すると、履歴・お気に入りから検索を行い、該当するサイトを表示してくれる。特に英語の場合、オートコンプリート機能が働き、いくつも候補を表示してくれるのがうれしい。
Firefoxの「プライベートブラウジング」機能と同様に、履歴を残さずウェブを閲覧できる「InPrivateブラウズ」機能が備わったのはうれしい。履歴の削除も、新たに加わった「セーフティ」メニューから簡単に行える。
ほかにも、右クリックで選択した文字列をGoogleで検索したり、Live Searchで翻訳できる「アクセラレータ」機能も便利だ。アクセラレータは、Firefoxのアドオンのように追加することができるようになっている。
2009年01月27日 19時37分