インストール不要でGMailを簡易ストレージ化する「GStage」
「容量がバカデカいGMailをファイル置き場として利用する」というのは結構前から流行っている活用テクだ。GStageは、右クリック「送る」やドラッグ&ドロップで簡単にファイルをアップロードするインストール不要の簡易ツール。手軽に使える点が長所だ。
「GMailをストレージ化するツール」というのは他にも存在するが、GMail側の対策で利用不能になっているものも多い。GStageは原稿執筆時の現在も使えるし、インストール不要なので、ネットカフェや会社のマシンでも利用可能。総じて「高機能/高性能型」というより「手軽に使える」という方向性のツールなので、「特に出先でも必要になる数ファイルくらいを置いておけると便利」といったライトな需要に応えてくれるはず。
ただ、現バージョンでは、後述するようにファイル次第で転送に失敗するケースがある。現在原因を解析中。
GStageを作者のページからダウンロードして解凍し起動。GMailのアカウント設定を行っておく。
また、gstage.exeのショートカットを作成し、「C:\Documents and Settings\ユーザー名\SendTo」に置いておこう。
以後、ファイルを右クリック「送る」から、GMailサーバー上にアップロードすることができる。
GStageメインウインドウにファイルをドラッグ&ドロップしても良い。複数ファイルを一気にぶち込めば一ファイルずつ転送される。
ファイルを添付ファイルとした自分宛メールを自動送信する、という仕組みだ。
メインウインドウにファイル一覧が表示される。選択して「ダウンロード」でファイル保存ダイアログが表示され、ファイルをHDD上にダウンロードできる、という仕組み。
ただ、ファイル次第で正常に動作しない。メールが送信されるのだが添付ファイルがない、という状態だ。サイズの問題ではない(例えば162KBのファイルを送信できるのに98KBのファイルが送信されない、など)ので原因を調査中。現バージョンでは、送信処理を行った後、メインウインドウで送信が正しく行われているか確認する必要がある。
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執筆:tokix (tokix.net)