コスト高と購読者の減少で新聞が毎日の配達をストップ
「デトロイト・フリープレス」と「デトロイト・ニュース」は、新聞が
配達されるのは、木、金、日曜日のみになる。2009年の3月
までに、週3回の配達体制が実現する予定だ。ニュースを伝
達する手段が、新聞からインターネットへ移行する過渡期を
象徴する出来事だ。
読者の63%がブロード回線を所持している今となっては、ニ
ュースを伝達するために、紙代、印刷代、ガソリン代をかける
ことが割に合わなくなってきた。それに、ニュースは速報性が
命なので、パソコンで見る方が読者にとってベストな選択と
なる。
日本でも、新聞の購読者は激減している。新聞という事業は、
今までのやり方に固執していれば先はない。厳しい現実を
受け入れて、変化するときが来ているのだ。
2008年12月22日 18時09分