OSが起動しなくなったら「KNOPPIX」でデータを救出
もしも突然、パソコンが起動しなくなってしまったら、ハードディスクを初期化してOSを再インストールするハメになる。しかしOSが破損しただけなら、ほかのデータは無事なはずだ。インストールの必要がないLunux「KNOPPIX」をCDから起動してHDD内のデータをサルベージしよう。
ハードディスク内のウインドウズが起動しなくなっても、CDからKNOPPIXを起動させれば、USBメモリや外付けハードディスクへと無事なファイルをコピーすることができる。使用する際の注意点としてはファイル名やフォルダ名に日本語が使われている場合、ファイル名が文字化けしてしまうところだ。ファイル自体に異常はないが、ファイル名を見ただけではどれがどのファイルか分かりにくい。必要かどうか区別が付かないなら、無事なファイルすべてをコピーするといいだろう。
■ CDブート型Linuxでデータをサルベージ
KNOPPIX | ||
作者:Klaus Knopper |
KNOPPIXのCD版ISOイメージファイルをダウンロードしてImgBurnなどISOファイルに対応したライティングソフトでCDRにライティングする
CD-ROMドライブにライティングしたCD-Rを挿入して、CDドライブからパソコンを起動するとKNOPPIXが起動する。デスクトップ上のUSBメモリや外付けハードディスクを右クリックし、メニューから「Changeread/writemode」を選択
USBメモリや外付けハードディスクのドライブを開き、メニューの「編集」→「新規作成」→「フォルダ」を選択
パソコンのハードディスクからバックアップするファイルやフォルダを選択して、先ほど作成したバックアップ用フォルダにドラッグ&ドロップしよう。メニューが表示されるので「ここにコピー」を選択
2008年11月20日 16時50分