USBメモリでも接続可な安全オンラインストレージCipherWall

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CipherWallは、いわゆる「ネット上にファイルを置いておき暗号化通信でクライアントと送受信を行う」というタイプのオンラインストレージツールなのだが、クライアントツールがインストール不要で、つまりUSBメモリ内からでも起動できる点と、知識のある人なら自前でサーバーを立てられる点が長所だ。

「どこからでも自分のプライベートなデータに、安全にアクセスするため」といった目的でストレージを選ぶのであれば、CipherWallは選択肢に加えて良いだろう。USBメモリ内から起動できるクライアント(つまりネットカフェなどのPCでも利用可能)から、自宅PC内のサーバーに接続し、ファイルを暗号化通信で送受信することができる。ドラッグ&ドロップでのアップロードが可能など、「ストレージ」として必要程度の使い勝手も確保されている。

自前サーバーを立てずとも、CipherWallが無償提供してくれる10MBのスペースを利用できるのだが、そもそも「10MB」だし、転送速度も遅いので、あくまでオマケと見なした方が良いだろう。まずは以下を参考にクライアントを導入して無償提供スペースを試用し、(転送速度以外が)気に入ったらサーバーも導入して本格的に使ってみる……というのがオススメだ。

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CipherWall Safeのクライアントをダウンロードページからダウンロードし解凍して起動。まず「Register」で登録作業を行う。パスワードやファイル保存位置を指定する。

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与えられる「personal number」と自分が設定したパスワードを入力し「Connect」で無償提供スペースへ接続する。

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ドラッグ&ドロップでファイルを転送する。無償提供鯖は速度が非常に遅いので注意。

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他のPCからでも同様にクライアントを起動し、スペース内のファイルをダウンロードすることができる。ダウンロード時にはドラッグ&ドロップが使えないので注意。

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サーバーソフトもダウンロードページで配布されている。まず「privatekey.txt」といったファイルにパスワードを記述して「cwkg.exe」を起動し~という流れだ。「INSTALL.txt」を参考に。

執筆:tokix (tokix.net)

2008年11月16日 22時39分
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