Vistaのエクスプローラには「プレビューペイン」が搭載されている。選択したファイルの中身を覗けるペインだ。「Prebiew Config」で設定を行うと、FLV等の動画、プログラムソースなどのファイル形式でもプレビューを利用できるようになる。

「Prebiew Config」は、任意の拡張子に対して「この拡張子のファイルは、プレビューペインではWMPを使って音楽/動画として扱う」「テキストファイルとして扱う」という指定を行うためのツール。原理上、WMPで再生できる形式、もしくはプレーンテキスト形式のファイルなら、基本的に全てのファイル形式をプレビューペイン上で扱えるようになる。……プレビューペイン自体を使っている/そもそもその存在を知っている人が少ない気もしなくはないが、「プレビューペインという機能が存在する」「そしてこのツールによって設定を弄れる」ということは知っておいて損がないはずだ。

まず、前提として、プレビューペインで確認したい音楽/動画形式をWMP上で再生できなくてはならない。FLVならCCCPを使うのが一番手っ取り早い。「動画にどんなコーデックが必要か分かりません。 :教えて君.net」などを参考に導入を行おう。

「Preview Config」をSoftpediaのページからダウンロードして解凍。左ペインで拡張子を選択し右上で挙動（プレーンテキストとして読み込む/WMPに任せる/プレビューペインで扱わない）を選択し「Apply」。

動画ファイルを動画としてWMPに投げる、CSSやPHPなどのファイルの中身をプレーンテキストとしてプレビューペインに表示させる、といった設定が可能だ。なお、プレビューペイン自体は、「整理」「レイアウト」から表示させる。

執筆：tokix (tokix.net)