Windowsは、Vistaになっても「レジストリのゴミ」という問題を解決できていない。「ゴミ？」という人向けに単純に説明すると、例えばツールをインストールしてしばらく利用し、アンインストールした場合を考えて欲しい。ツールのインストールや利用によって、Windowsのレジストリは書き加え/換えられていく。「アンインストール」は、本来こうした書き加えや書き換えを全て元の状態に戻さねばならないのだが、「戻す」というのは、つまり「インストール前と同じ状態になるよう削除/書き換えを行う」ということ。きちんと行ってくれないアンインストーラーが付属されたツールは、問答無用でレジストリに「ゴミ」を残していくのだ。……といったようなVistaレジストリのゴミを探し出して削除するためのツールが、リリースされたばかりの海外製フリーソフト「Free Registry Cleaner for Vista」だ。

「Free Registry Cleaner for Vista」を作者のページからダウンロードしてインストールし起動。編集部のテストでは、最初に表示されるウインドウで「Close」をクリックしたとき一時的に応答停止になるケースがあったが、少し待てばメインウインドウが表示されるので大丈夫。

メインウインドウが表示されたら、まず左上のスキャンボタンをクリック。

レジストリのゴミがリストアップされる。上から二番目のボタンでゴミ除去を行う。