Googleリーダー&Firefoxで全文RSSも非表示画像も全部見る
最近は更新情報を「RSS」で配信しているサイトは多く、最新情報のチェックに便利だ。しかし、RSSが一部だけだったりすると、結局サイトを開いて読むことになる。Google リーダーで一部配信RSSのサイトを全文読むテクを紹介しよう。
RSSをRSSリーダという専用ツールでRSSを読めば、最新情報を素早くチェックすることができる。しかし、RSSで情報を配信しているサイトでも、記事の内容が全文配信されているところはまだ多くない。記事を読みたければそのサイトを開いて読む必要があるのだ。
Googleが提供するRSSリーダ「Googleリーダー」と、Firefoxおよびその拡張「Google Reader Full Feed」を導入すれば記事の全文を取得することが可能になるぞ。
また、RSSリーダ上では画像が表示されないということもある。そんな場合は同じくFirefoxの拡張「RefControl」を導入すると解消されるぞ。
FirefoxでGoogleリーダーを使う
Mozilla Firefox 日本語版 | ||
作者:Mozilla Foundation |
Googleリーダー | ||
運営:グーグル |
Firefoxをインストールし、Googleリーダーのアカウントを取得してログインする。画面右上の「設定」をクリックし、表示された画面で「追加機能」を選択
ページを下へスクロールし「登録」と書かれたブックマークレットのリンクをリンクバーへドラッグ&ドロップする
Googleリーダーへ登録したいサイトを開く。アドレスバーにRSSアイコンが表示されていればRSSが受信可能だ。リンクバーにある、先ほど登録したブックマークレットをクリックするとGoogleリーダーのページが開き、RSSの登録画面が表示される。「ユーザー登録」をクリックすればGoogleリーダーへの登録が完了だ。同様にして読みたいサイトをじゃんじゃん登録していこう
一部しか読めないRSSを全文配信にする
Greasemonkey | ||
作者:Aaron Boodman |
googlereaderfullfeed.user.js | ||
作者:drry |
RSSは記事の内容が全文配信されていないことが多い。全部読みたければリンクをクリックして元のサイトを開く必要があるので面倒なのだ
Greasemonkeyの配布ページで「Firefoxへインストール」をクリック。表示されたウインドウで「今すぐインストール」をクリックする
インストールが完了するとFirefoxの再起動を求められる。「Firefoxを再起動」をクリックしよう
Google Reader Full Feedのページを開き、「googlereaderfullfeed.user.js」のリンクをクリックする。Greasemonkeyスクリプトのインストールウインドウが表示されるので「インストール」をクリック
Googleリーダーを開き、記事が全文配信されていないサイトのRSSを開こう。「G」というアイコンが表示されれば全文表示に切り替えることができるということだ。アイコンをクリックしよう
その記事の全文がGoogleリーダー上に表示される。画像などもきちんと表示されるぞ
うまく取得できない場合は、ステータスバーにある猿の絵のアイコンを右クリックし、メニューで「ユーザースクリプトコマンド」→「Google Reader Full Feed - reset cache」を選ぼう
キーボードの「Ctrl」キーと「Z」キーを同時に押す。以後は選択した記事が全文表示できる場合は自動的に取得されるようになる
表示されない画像をRefControlで表示させる
RefControl | ||
作者:James Abbatiello |
FC2のブログなどのRSSは貼り付けてある画像がきちんと表示されない
RefControlの配布ページを開き、「Firefoxへインストール」をクリック。表示されたウインドウで「今すぐインストール」をクリックする。インストールを完了させるため、Firefoxを再起動しよう
ステータスバーにあるRefControlのアイコンを右クリックしてメニューの「RefControl オプション」を選ぶ
「RefControl サイトプロパティ」ウインドウで「サイト」に「fc2.com」と入力し「阻止-リファラを送信しない」をチェック。「OK」をクリックしてウインドウを閉じ、Firefoxのウインドウへ戻ろう
Googleリーダーで先ほどのRSSを表示すると、きちんと画像が表示される