宇宙を旅するMS製ツール「WorldWide Telescope」
MSがリリースした「WorldWide Telescope」は、「GoogleEarthの宇宙版」とでも言うべき宇宙冒険ツール。広大な宇宙を音声ガイドなどを使って自由自在に飛び回ることができるのだ。宇宙飛行士に憧れていた人とかにオススメだぞ。
「WorldWide Telescope」は、まだファーストリリースが登場したばかり。英語版しか存在しないので、音声ガイドが英語のみ/星座名なども英語表示……という問題はある。正直なところ、まだ「万人向け」とは言い難いのだが、それでも宇宙を自由に飛び回る操作感覚は単純に面白い。GoogleEarthにも「Sky」という宇宙モードが用意されているのだが、データの充実度は現時点で既に互角~「WorldWide Telescope」の方が上、という感じだ。デスクトッププラネタリウムツールとしてのデキが非常に良いぞ。いずれ日本語版が登場することにも期待しつつ紹介しよう。
「WorldWide Telescope」をMSのページからダウンロードしてインストールし起動。基本操作はGoogleEarthなどと同様のドラッグだ。この手のツールの操作に慣れていれば戸惑うことは少ないはず。
上部に表示されている星座欄は、下部の矢印ボタンで伸縮する。星座を選択しよう。
選択した星座に自動移動するぞ。このときの画面効果もいわゆるGoogleEarth的な感じで楽しい。下部には、当該星座周辺のスポットがリスト表示されている。
スポットを選択すると拡大が行われ、右クリックで解説が表示される。
「Imagery」は表示モード切り替え。ダスト分布やアルファ波などから表示モードを切り替える。
2008年05月15日 01時44分