圧縮書庫内のテキストファイル等を直接編集する「Smart Archiver Editor」

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「圧縮書庫内のファイルを手軽に編集したい」という状況に遭遇する機会がある人は意外と多いはず。個人的には「原稿を圧縮し、送信する直前になって一文修正したくなった」といった場合。通常はファイルを編集してから再圧縮しないといけないのだが、「Smart Archiver Editor」を使えば、解凍 → 編集して再圧縮、という手間が不要。圧縮書庫内ファイルを直接編集することができるのだ。対応圧縮形式はzip,lzh,ソリッド圧縮以外の7z,bza,gza,hki。rar,cab,tar,gzあたりは使えないが、編集に使うテキストエディタはメモ帳でも秀丸でも何でもOKだし、テキストファイル以外も編集可能。ツールのターゲットにピッタリハマる人なら非常に便利に使えるはずだ。

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「Smart Archiver Editor」を作者のページからダウンロードし解凍して起動。圧縮ファイル操作にDLLが必要な点に注意。よく分からない人はcaldixを使って一括自動インストールすればOK。

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設定ウインドウが開くので、テキストエディタやバイナリエディタの指定・特定拡張子ファイルを開くエディタの指定を行う。SSでは、「csvファイルの場合はフリーのCSVエディタCassavaを使う」という設定を行っている。

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圧縮ファイルをドラッグ&ドロップすると、自動で内部のファイルがリスト表示される。編集したいファイルをダブルクリック。

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先ほど設定したエディタでファイルが開かれる。編集後に、上書き保存 → エディタ終了、を行う。SS左上ウインドウが残ってしまう場合(編集部のテストでは実際にこの問題が発生するところを確認できなかった)は「編集終了」ボタンをクリック。

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圧縮ファイル内のファイルが直接操作されているので、再圧縮などの作業が不要なのだ。

2006年09月28日 23時49分
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