インスタの写真を解放!Instagram+WordPressで拡散しやすい写真ブログを作る
Instagramに公開している写真を、もっと多くの人に見てもらいたいなら、Instagramと連動したブログを構築して、他のSNSやGoogleからも見つけやすくするといい。“カメラ”を意味する独自ドメイン「.cam」のサイトと、WordPressのプラグイン「InstagramFeed」を組み合わせることで、写真をより広く拡散するためのサイトを構築してみよう。
■ 独自ドメインのブログ経由でInstagramにユーザーを流入させる
前回の記事では、「.cam」ドメインとサーバーを取得し、WordPressを設置するところまでを解説した。今回は、WordPressに「InstagramFeed」を導入し、Instagramの写真を表示する手順までを説明していこう。
「InstagramFeed」は、Instagramにある写真を、WordPress上に表示するプラグインだ。本文中やサイドバーの中にタグを配置するだけで、Instagram上の写真がきれいに整列されて表示される。また、新たにInstagramにアップロードした写真も即座に反映されるので、ブログを訪れた人に、常に最新の状態のアルバムを見せることができるのだ。さらに、フォローを促すボタンも付いているので、自分のアカウントページへの導線としても機能する。
「.cam」ドメインで作成したブログであれば、Googleの検索でも上位にヒットしやすいので、記事の中にユーザーの興味を惹きそうなキーワードを盛り込んでおけば、Googleからの訪問者を、そのままInstagramに誘導することができる。もちろんTwitterやFacebookで記事を紹介して人を呼び込むことも可能。Instagram単独で写真を公開するよりも、より自由度の高い拡散を狙えるのだ。
さっそく「InstagramFeed」を設定して、Instagramの写真をブログに表示する手順を紹介していくぞ。
■ Instagramの写真をブログ内に表示する
WordPressにログインし、設定画面の「プラグイン」から「新規追加」をクリックしよう
「Instagram フィード」で検索。プラグインが見つかったら「今すぐインストール」をクリックする
インストールが完了すると「有効化」ボタンが表示されるので、クリックして有効にしよう
WordPressの設定画面のメニューに「Instagram Feed」の項目が追加されているので、クリックして設定画面を開く
「1.Configure」のタブを開いて、Instagramへのログインボタンをクリックする
ログイン画面が開くので、ユーザーネームとパスワードを入力してInstagramにログインしよう
ログインに成功すると、「Access Token」と「User ID」が自動入力される。その内容を下の「Access Token」と「Show Photos Form」の「User ID(s)」にコピー&ペーストで入力しよう
あとは「Display」タブを開いて「Display your Feed」にある挿入用のタグ([instagram-feed])を確認。
WordPressで新しい記事を作成し、本文中に[instagram-feed]を挿入してみよう
記事内にInstagramのユーザー名と写真一覧が挿入される。Instagramのアカウントをフォローするためのボタンも自動的に表示されるぞ
写真の表示順や表示サイズ、背景色などを変更したい場合は、設定画面の「2.Customize」を開いて設定しよう。フォローボタンや「Load more…」の表記の変更もここから行える
■ 地図表示はカスタマイズにも対応
「InstagramFeed」には有料のPro版も用意されている。Pro版では、表示するInstagramの写真の詳細な指定が可能。たとえばハッシュタグやロケーションなどの情報をタグに盛り込むことで、特定の写真だけを選んで表示させることが可能になる。Instagramにアップロードした写真を、イベントごとや旅行ごとに分けて表示したい場合などに便利だぞ。
「お名前.com」では「.cam」だけではなく、税抜30円〜の低価格なドメインを提供している!
Instagramに写真をアップロードしているけど、知り合い以外の人がなかなか訪れないと悩んでいる人は、ぜひInstagram連動ブログで、外部からのアクセスを呼び込んでみよう。