Dropboxよりアクセス制限が便利! ファイルを大勢で共有するなら「ServersMan@Disk」を使うべし

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DropboxやGoogleドライブといったストレージサービスが人気を集めているが、ファイル共有に関してはあまり使い勝手がよくない。アクセス制限の高度な設定に対応していないため、複数人で重要なデータをやりとりするのには向かないのだ。10Gバイトの大容量と優れたアクセス制限を備えたストレージサービス「ServersMan@Disk」を利用しよう。

■ チケット機能でフォルダを多くの人たちと共有できる

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ServersMan@Disk」はDTIが提供しているオンラインストレージサービスだ。月額210円で10Gバイトの領域を、ファイル置き場として自由に利用できる。
この「ServersMan@Disk」の機能の中でも、特に便利なのがアクセス制限付きの共有だ。1つのフォルダを複数人で共有するときは、中身を勝手に変更されると困るので、アクセス制限を付けたいところ。しかし、DropboxやGoogleドライブは、細かいアクセス制限の設定に対応していないので、不便極まりない。
その点、「ServersMan@Disk」は完璧。「チケット」と呼ばれる機能で、パスワード認証を行った上で、アクセスの方向をアップロードのみ・ダウンロードのみに限定できる。また、パスワードごとに制限を変えることもできるので、会社の部署やサークルなど、大人数でフォルダを共有したときも、利用者の誤操作でトラブルになる心配はないのだ。

■ 転送方向の規制で実用的なアクセス制限が行える

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ServersMan@Disk」を自分のパソコンで使うときは、ウインドウズ用クライアント「ServerManClient」を利用するといい。ドラック&ドロップでファイルの送受信が行えるぞ。フォルダを共有したいときは、フォルダを右クリックして「新しいチケットの追加」をクリックしよう

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任意のパスワードを設定したら、「アクセス制限」を選ぼう。どんな用途に使うかによって、制限の種類を選択する。フォルダ内のファイルに一切触れられたくないなら「アップロードのみ許可」、ファイルの配布に使うなら「ダウンロードのみ許可」。ファイルの追加や削除を自由に行わせたいなら、「アップロード・ダウンロードを許可」を選べばよい

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ユーザー側では、発行されたURLからブラウザで共有フォルダを利用することになる。URLを開くと、パスワードの入力が求められる

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アクセスに成功すると、共有フォルダの中身が表示される。画面では「アップロード・ダウンロード許可」を選んだため、「アップロード」や「新規フォルダ」が表示されているが、「ダウンロードのみ許可」にするとこれらのボタンは表示されず、既存のファイルをダウンロードする以外の操作は行えない

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アクセス制限を「アップロードのみ許可」にした場合。既存のファイルも見えなくなり、自分からファイルを送信する以外の機能は一切使えなくなる。ほかの人のファイルが丸見えだと都合が悪い場合も、これで大丈夫

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さらに1つのフォルダに対して、複数のアクセス制限を同時に作成することも可能。パスワードを使い分けることで、Aさんはアップロードのみ、Bさんはダウンロードのみ……という風に、ユーザーによってアクセス権限を変えて割り当てることも可能なのだ

■ 月額210円で今から2ヶ月間無料で使える!

ServersMan@Disk」は有料サービスだが、月額料金はわずか210円。初期費用は無料で、しかも今なら2ヵ月は月額料金が無料となるキャンペーンを実施中だ。
GoogleドライブやDropboxの無料版は容量が数Gバイトしかない上に、データセンターが海外なのでレスポンスがあまりよくない。その点、「ServersMan@Disk」では10Gバイトのストレージ領域を、転送速度も良好な国内のデータセンターに用意。この環境を使えるなら、210円を払う価値は充分にあるといえる。
大人数へのファイル配布や、重要なファイルの共有など、無料ストレージサービスを使うのはちょっと不安……というときは、安くて実用的な「ServersMan@Disk」を迷わず選ぶべし。

2012年10月22日 16時22分
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