間違って削除したファイルを見つけ出して復活「DiskDigger」
USBメモリやSDメモリーカードの中にある大事なファイルを削除してしまった!というときは、「DiskDigger」を利用しよう。簡単な操作でデバイスの記憶領域をスキャンして、削除済みのファイルを復活させることができるぞ。
「DiskDigger」は誤って削除してしまったファイルの復元ツールだ。USBメモリやSDメモリーカードなどに保存していたファイルを削除してしまった場合に、後から復活させることができる。デジカメで利用しているSDカードで、間違って捨てた写真をもう一度復活させたい、といった用途に活躍するツールだ。本来は有料のシェアウェアだが、復元の際に5秒間だけ待機するのを我慢すれば無料でも利用できる。
なお、友達から借りたUSBメモリやSDカードをスキャンして、過去に消したファイルを見つけ出しプライベートを暴く……といった用途には絶対使わないように。
■ ドライブを指定してファイルを復元する
「DiskDigger」を公式サイトからダウンロードし、インストール。起動すると接続中のドライブが表示される。復元したいファイルの入っていたフォルダを選んで「次の」(「次へ」の誤植?)をクリック
「ファイルシステムをスキャンする」を選択して「次の」をクリック
選択したドライブのスキャンが実行されるので、しばらく待とう。完了すると発見されたファイル数が表示されるぞ
復元可能なファイルが表示される。欲しいファイルを見つけたら、右クリックして「選択されたファイルを保存」をクリック
登録キーの入力画面が表示されるので5秒間待機しよう。「続行登録なし」のボタンが有効になるので、クリックすると、ファイルが復元されるぞ
復元するファイルが見つけられない場合は、検索結果をフィルタリングしたり、「ツリー表示」を選択してフォルダ構造を再現して探してみよう
もし、それでも復元したいファイルがない場合は、復元ウィザードの途中の「より詳細にディスク全体をスキャンするを選択する
復元したいファイルの形式を指定しよう。全ファイルを指定した状態だと、大量のファイルが復元されて厄介なことになるので、ここで絞り込んでおくのがオススメ