知ってる?Twitterで活躍する短縮URLを独自ドメイン化できる裏ワザ
Twitterの投稿にURLを入れる際は短縮するのがもはや常識となっているが、短縮URLサービスを使っていると、ドメインが別のURLに置き換えられてしまう。短縮サービスとしてよく使われている「bitly」では、指定したドメインを使って短縮URLを発行できる機能があるので、「お名前.com」の無料オプションサービス「レンタルDNSレコード設定」を使った設定方法を紹介しよう。
一度のつぶやきに140字の文字制限があるTwitterでは、長いURLを入力すると文字数が足りなくなってしまうので、短縮URLサービスを使ってURLを短く変換 してから投稿するのが常識だ。しかし、短縮URLサービスを使うと、URL全体が短縮サービスのドメインに書き換えられてしまうため、自分のサイトのURLに使っている独自ドメインが読者の目に触れる機会がなくなってしまい、非常にもったいない。
短縮URLサービスの「bitly」では、独自ドメインを利用した短縮URLを作成することができる。
bitlyを使った短縮URLは、通常「http://bit.ly/****」という形式で出力されるが、これを「http://自分のドメイ ン名/****」という形式にすることが可能なのだ。これなら短縮URLサービスを使っていても、自分のサイトのドメインが露出され、認知度が非常に高まるぞ。
TwitterやFacebookなどで、自分のサイトの更新情報や気に入ったページのURLを積極的に公開している人は、ぜひこの機能を活用しよう。
■ 「bitly」で指定したドメインで短縮URLを作成するには
「bitly」のサイトを開いて「SIGN IN」をクリック。アカウント情報を入力してログインしよう。「bitly」のアカウントを持っていないなら、「SIGN UP」で作成する
「bitly」にログインしたら、右上のアカウント名をクリック。メニューから「Settings」をクリックしよう
「bitly」の設定画面が開くので、「ADVANCED」タブをクリック。「Branded Short Domain」の「Activate a Branded Short Domain for personal use」のリンクをクリックしよう
ドメインの入力欄が表示されるので、登録したい独自ドメイン名を入力して「Add」をクリックする
「お名前.com」の「ドメインNavi」にログイン。「ネームサーバーの設定」から「DNS関連機能の設定」を開き、「bitly」に設定したいドメイン名を選択する
「DNSレコード設定を利用する」の「設定する」をクリックしよう
「ホスト名」の入力欄は空のまま、「TYPE」に「A」を選択。「VALUE」には「69.58.188.49」を入力し「追加」をクリックしよう
「DNSレコード設定用ネームサーバー変更確認」でチェックが有効になっているのを確認して、「確認画面へ進む」をクリックしよう
「bitly」の設定画面を開こう。「ADVANCED」タブの画面を更新すると、「Short Domain」に、「お名前.com」で設定した独自ドメイン名が追加されているので、選択すればOK
さっそく独自ドメインの短縮URLを利用してみよう。「bitly」のトップページを開いて、上の入力欄に短縮したいURLを入力しよう
画面の左側にウインドウが表示され、独自ドメインで短縮されたURLが表示される。「COPY」をクリックすると、短縮URLがクリップボードにコピーされるぞ
短縮URLは元のURLが分からなくなってしまうため、信頼性に欠けるところが短所。
普通はURLをクリックする前にドメインを見てリンク先を推測し、 怪しいときは回避するといった対策がとれるが、短縮URLによってURLが書き換えられていると、どんなサイトに飛ばされるかは開いてみないと分からな い。
その点、独自ドメインで作成された短縮URLならば、誰が短縮URLを作成したのか明らかなため、安心してクリックしてもらえる。TwitterやFacebookなどで面白サイトの情報を共有する機会の多い人には、ぜひ利用してもらいたい機能だ。 独自ドメインの安心感からトラフィックが増える可能性も大きい。
なお、これから独自ドメインを取得する人、WordPressでブログを作る人には朗報だ。「お名前.com」では今なら、15周年記念のキャンペーンを実施中で、[.com/.net/.mobi/.red]などのドメインが最安値"99円"から取得可能だ!もちろん人気の日本語ドメインもOK!
※「お名前.com」でのドメイン取得手順は過去記事を参照(→本気でブログをやるなら「お名前.com」で独自ドメインを取ろう)
インターネットで信頼性のある情報を発信するためには、自分だけの独自ドメインは強力な武器となる。ブログ、メール、今回のような短縮URLなどあらゆる場面で、独自ドメインが組み込まれたアドレスやURLは、無料サービスとは段違いの表現力を実現してくれる。
今すぐ自分だけの独自ドメインを取得して、ネットのあらゆる場面で活用できるようになろう。