人気漫画『BASTARD!!』のオンラインゲームが開発中止に
テクモが開発していた『BASTARD!! -ONLINE-』の開発の中止が発表された。80年代末からの和製ファンタジーブームを象徴する人気漫画のオンラインゲーム版ということで、熱い注目を集めていたが、発表から4年が経過してのお蔵入りとなった。
『BASTARD!!』は90年代に週刊少年ジャンプに連載され、現在もウルトラジャンプで断続的に連載されている人気漫画。オンラインゲーム化が発表されたのは2005年。原作者である萩原一至氏がオンラインゲームの熱心なプレイヤで、原作の単行本でも紹介されていた。
ゲームの内容はMMORPGで、BASTARD!!の世界の登場人物の1人となり「ガラ」や「ネイ」といった原作のキャラクターの軍団に参加。原作のエピソードを体験できるというもの。巻末や「うんちく」で語られた緻密な世界観がオンラインで再現されるとあって、期待していた人も多かったはず。
少年ジャンプの連載漫画のオンラインゲームとしては、ほかにも「ドラゴンボールオンライン」が韓国で開発中だが、日本でのサービスは未定となっている。
2009年12月18日 16時44分