Googleがわざと検索できなくしているサイトがあるって本当?

「Google八分」のことかな。google.comの方で検索すれば表示されるよ。
Google検索では、法的な削除要請を受けると、特定のページを検索で表示されないようにしてしまう場合があり、「Google八分」と呼ばれている。本来は問題のあるサイトを除外するためのものだが、削除基準があいまいなため、悪徳企業が自社に不利な情報を隠滅するために利用できてしまうのではないかと疑問視する声がある。
だが、実はGoogle八分されているページを普通に検索する方法がある。Google八分は、要請があった国のGoogleでしか実施されないので、日本版の「google・co・jp」でGoogle八分されているページも、「google.com」などでは普通に検索できるのだ。
Google八分のせいで重要な情報を見逃したくなければ、検索バーなどの設定を変更して、google.comを利用しよう。FirefoxやIEなどの検索バーに登録するための定義ファイルを用意したぞ。

Google八分されたサイトがあると、検索結果の末尾にこのような告知が表示される

告知のリンク先のページで「Click to compare~」のリンクを開くと、このような画面で日本版Googleと米国のGoogleの検索結果を比較できる。日本版では特定のページだけ抜け落ちているのが分かるはずだ

米国版Googleの検索バー定義をインストールするためのページを「ホカン探」上に用意した。IE7 8やFirefoxなどの検索バープラグイン対応ブラウザで、リンクをクリックしよう

確認ダイアログでインストールを了承すると、検索バーに追加される

米国版Googleといっても、表示は日本語化されるので、使い勝手に大きな違いはない。検索対象のページも日本語のページだけになっているから、海外のページを検索したいときは「Web全体から検索」を選択しよう

2009年09月10日 00時27分
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