あらゆる物理的干渉からデータを完全防護するHDD金庫
火事、地震、爆発、浸水など、ありとあらゆる災厄からHDD内のデータを完璧に守りきれるアイテムが登場。セントリー日本が発売する「耐火・耐水 USBポート付 デジタルデータストレージ」はパソコンと接続できるUSBポートを備えた、本格的な「デジタル金庫」だ。
これまでHDDの「防御」といえば、クラッカーやウイルスなどからデータを守るという、要するに「人災」に重点が置かれたものばかり。しかし、いかに強力なセキュリティ機能でガードしたところで、火災で部屋が燃えたり、震災で建物ごと崩れ落ちたり、洪水でマシンが水没してしまっては中のデータは一巻の終わりだ。
「耐火・耐水 USBポート付 デジタルデータストレージ」はUSBの外付けHDDを金庫内に組み込んだ製品。その耐久性は折り紙つきで、1010度の高温で2時間焼却するテストや、1093度で急加熱しても爆発・破裂しないことを確認する「爆発テスト」、843度で30分間焼却した後で9.1mの高さから落下させ、冷却後に逆さまにして再度同様に焼却する「落下衝撃テスト」、約20cmの水中に24時間沈める「耐水テスト」をクリア。HDDへの物理的な干渉をほぼ完璧にブロックする。
HDD以外にもディスクやメモリを保管するスペースが用意されており、重要なデータをまとめて入れておくのに便利だ。
希望小売価格は12万3900円。USB対応した「金庫」だと思えば納得の値段だろう。
2009年02月17日 02時31分