dat落ちしたスレを専ブラで読めるようにするP2Pのdat共有ツール「o2on」
2ちゃんねるブラウザのログファイルをP2Pで共有し、dat落ちした過去スレを読めるようにするための共有ツール「o2on」が実用レベルに達しつつある。現在、dat落ちしたスレを読むには、「●」を使った課金制度を使うしかないのだが、o2onがあれば無料でできてしまう……ということで2ちゃんねる管理側がOKを出すか注目を集めていたのだが、既にこの件は解決済み。あとはソフトの完成度が更に上がりユーザーが増えるだけ、という要注目ツール「o2on」を紹介しよう。
o2onをプロジェクトのページからダウンロードし適当なフォルダに解凍して「o2on.exe」を起動。エラーが出る場合は「MSXML3.0 SP7」を導入。起動後、タスクトレイアイコンを右クリックし「オプション」。
「P2Pポート番号」を設定する。ここらへんの話は一般的なファイル共有ツールと同じ。パーソナルファイアーウォールやルーターの設定を行おう。また、「専ブラ用Proxyポート」に設定されているポート8000を他のツールで使っている人は設定を変え、使用するポート番号を覚えておくこと。
設定が終わったらタスクトレイ右クリック「P2P起動」を行い、次に右クリック「管理画面」。ブラウザで管理ページが開くので、「ノード」「初期ノード追加」でo2on nodeからコピーした初期ノードを貼り付け「OK」。
以後、「再表示」をクリックすると表示が更新され、現在の接続状況が表示される。黒矢印が接続中ノード・緑が接続試行中。
2ちゃんねるブラウザの「受信用Proxy」といった設定を変更する。アドレスは「localhost」で、ポートは上記の「専ブラ用Proxyポート(デフォルトは8000)」。Jane系の場合は「ツール」「設定」を開いて「基本」「通信」を画面のように設定すればOK。画面はJane Style(今年のネトランの金賞ってどれでしたっけ?)。
以後、2ちゃんねるブラウザ上でdat落ちしたスレッドを開こうとすると、o2onがそのスレのdatをP2Pネットワーク上から探し始める。見つかればdat落ちしたスレでも読める、という仕組み。o2on導入後も、2ちゃんねるブラウザによる通常の掲示板巡回に弊害は生じないが、o2onを起動していないと2ちゃんねるブラウザを使えない点にのみ注意。