iTunesのデッドリンク曲をライブラリから一括削除する「RemoveDeadTrackas」
iTunesのライブラリ上で再生しようとすると「!」マークが出て再生できない曲、「デッドリンク」をライブラリから自動で探して一括削除するツール「RemoveDeadTrackas for iTunes」がリリースされた。追跡調査を行っていないので確信がないが、少なくとも今年2~3月時点では、同様の処理を行わせるには「iTunes COM for Windows SDK」のサンプルに入っているJSファイルを使うしかなかったはず。現在の進行度などが分かる分「RemoveDeadTrackas for iTunes」の方が使いやすい。iTunesライブラリは、キレイに仕上げたつもりでも、時間が経つといつの間にかデッドリンクを含んでいるもの。定期的なメンテに便利なツールなので、覚えておいて損はないぞ。
ライブラリ登録後に、MP3ファイルを別フォルダに移動・リネーム・削除すると、再生しようとしたとき「!」マークと警告が表示される。「はい」で元のファイルを探せるが、削除した場合などは無駄なので「キャンセル」。
「!」マークのままライブラリ上に残っていてもジャマなだけなのでまとめてライブラリから削除、という、この処理をライブラリ全体に関して全自動で行ってくれるのが「RemoveDeadTrackas for iTunes」。
「RemoveDeadTrackas for iTunes」を作者のページからダウンロードして解凍し内部のexeファイルを実行し「実行」。正直言って「定期的なメンテ時に必要になる可能性があるツール」であって常用するツールではない。「C:\Program Files」内などに入れてもいいが、デスクトップから起動し作業が終わったら消す、という使い方がオススメ。
ライブラリのスキャンが行われ、MP3ファイル本体が見つからない曲が消されていく。iTunesで再生を行っているとエラーが出るので注意。