住所でも出発地・目的地に設定できる乗り換え案内「Googleトランジット」

GoogleTransit_00.jpg
Googleの携帯電話用サービス「Googleトランジット」の使い勝手が非常に高い。「○○駅から○○駅まで」という検索しかできない他サービスと違い、「○○駅から住所○○まで」「○○駅から六本木ヒルズまで」といったように、住所・スポット名を使った検索も可能なのだ。携帯電話のブックマークに他の乗り換え案内サービスを登録している人が多いはずだが、「Googleトランジット」に乗り換えるのがオススメだ。最寄り駅が複数ある場合に何度も検索を繰り返して最短を探す必要がないし、目的地の最寄り駅を知らない場合にも使えるぞ。

GoogleTransit_01.jpg
Googleの携帯用アドレスは「http://google.jp」。「ローカル/乗り換え」をクリック。PCから確認したい場合はこちら

GoogleTransit_02.jpg
少し下にスクロールすると乗り換え検索。「出発」「目的」を入力して使う、よくあるインターフェイスなのだが、注目は駅名以外でもOKな点。ここでは吉祥寺駅からネトラン編集部までの最短経路を探してみる。ローカルトークで恐縮だが、ネトラン編集部は赤坂見附・青山一丁目・六本木と三つの駅から徒歩圏内。それぞれ別の電車が通っているので普通の乗り換え案内だと三回検索を行う必要があって面倒なのだ。このようなケースで、住所をキーにした路線検索は(「最寄り駅を調べなくても使える」というだけでないレベルで)非常に便利度が高い。

GoogleTransit_03.jpg
最後が「徒歩」な点に注目。自動で最寄り駅を調べ、最寄り駅から指定住所までの大まかな徒歩時間を表示しているのだ。Googleローカルを運営するGoogleは、住所(スポット名)と最寄り駅の間の距離情報をデータベースから引き出すことができる。これが故に可能な芸当なので、乗り換えサービスしか行っていない競合他サービスが一朝一夕に追加できる機能ではないだろう。

GoogleTransit_04.jpg
検索結果ページの最下部でソート順を変更することも可能だ。

GoogleTransit_05.jpg
先述のようにスポット名も通る。有名な場所に行く場合は「自宅最寄り駅名→スポット名」などを検索すると良いだろう。

2006年10月18日 20時44分
©教えて君.net All Rights Reserved.